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2020年6月 9日 (火)

「アメリカで起きていることについて、知っておいていただきたいこと」

昨日、「アメリカで起きていることについて、知っておいていただきたいこと」というメールがサム・アネスリーさん(グリーンピース・ジャパン事務局長)から届きました。

今話題になっている米国警官によって無抵抗な黒人が殺された事件の関連ですが、こういう問題はすべての人にとって無関係ではないと考えますので、転載させていただきました。(このメールは個人的なものではありません。)

 

ーーーーー

 

サム・アネスリー(グリーンピース・ジャパン事務局長)

こんにちは。
先日、グリーンピース・アメリカの同僚からとても切実なメールをうけとりました。
きょうは、いつもグリーンピースを支持してくださる日本の皆さんにも、どうしても、彼らの訴えを共有したいと思い、お便りしました。

このようなメッセージです。

「アメリカの黒人の人たちは、完全に倫理に反した暴力に日常的に直面しています。
それだけでなく、人種差別は環境問題と非常に密接につながってもいます。
気候ジャーナリストのエリック・ホルトハウス氏は、その関連性について以下のように述べています。

『気候変動が人種差別主義である理由は、それを引き起こした制度が人種差別主義であるからです。
もちろん暴風雨は肌の色を気にしたりしませんが、異常気象のもとでは、貧しい暮らしをしている人たちがより大きな被害にあうため、すでに存在している社会的な貧富の差をさらに大きくしているのです』

いま、アメリカでは4千万人の人が職を失い、医療サービスを受けられずにいます。
何百万人もの人たちがホームレスになろうとしています。
看護師たちが防護マスクや手袋を入手できない一方で、地元警察は戦闘服と兵器を備えています。
黒人がコロナウイルスや警察によって命を奪われる割合は白人の2倍です。
警察は催涙ガス、催涙スプレー、ゴム弾などを平和的な抗議者たちに向けて使用していました。
より酷い暴力がこの先に行使されることが非常に懸念されます。

マーティン・ルーサー・キング・Jr.牧師が、『頭上に広がる道徳の弧は長いが、それは正義に向かって伸びている』といったように、そうであることを切に祈っていますし、そう感じるようになりはじめています。

いま、アメリカ人は情緒的に消耗しています。
多くのアメリカ人はとても疲労し、悲嘆に暮れています。
私たち全員が、ミネアポリスで、武器を持たない黒人男性が警察官によって公然と殺害されるさまを目にしました。
警察官による殺人の99%は決して起訴されません。彼らは刑罰を受けずに黒人や褐色肌の人たちを実際に殺しているのです。

今回の殺人は、新型コロナウイルスの感染拡大で多くの人が生命の危機に晒されている最中に起こりました。
エッセンシャル・ワーカー(人々の生活の維持に欠くことのできない仕事をしている人たち)の多く(食料雑貨店の店員、バスの運転手、郵便局員、看護師、配達業者など)は、勤務の継続を求められながらも、雇用主から安全装備の提供を拒まれている黒人や褐色肌の人たちです。
アメリカは黒人の命などどうでもいいとでもいうのでしょうか。

ご自身の安全を図りながら、オンラインでの抗議活動に加わってください。
ハッシュタグは#BlackLivesMatterです。
黒人の命の尊重を求める国際的な声の高まりに、アメリカ人がどれだけ励まされているか、それは言葉では言い尽くせないほどです。

みなさんからの世界的な団結と正義への真剣な取り組みに対して、あらためて感謝の意を表します。これこそがグリーンピースがこの世界に存在する本質的な意義なのです」

 

グリーンピース・ジャパン事務局長
サム・アネスリー

 

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