無戸籍の子供たち/アタウアルパ・ユパンキ
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先月、chenge.org から次のようなメールが届きました。
―――引用始めーーー
「無戸籍児支援ファンド」の成立を、今国会中に求めます
無戸籍者 41歳男性
発信者
無戸籍者 41歳男性
大阪市, 日本
私は今年で41歳です。そして41年間、戸籍がないまま暮らしてきました。
私が戸籍がないのは、日本の民法に理由があります。明治時代から変えられていない民法「772条」には、離婚後300日以内に生まれた子どもは、前夫の戸籍に入籍されることが決められています。DVや調停・裁判の費用、非協力的な相手など、様々な理由で離婚の成立が遅れてしまった場合でも、新しいパートナーとの間にできた子どもは、前夫を法律上の「父親」と認め、入籍せねばなりません。
戸籍がない「無戸籍児」は毎年3000人生まれていると言われています。そのうち500人が私のように、無戸籍の状態が長期化していると想定されており、合計では1万人以上存在すると言う推定もあります。NHKが主要自治体にアンケート調査を行ったところ、92%の自治体で無戸籍になっている人がいることが判明し、支援団体に寄せられた相談によると、その8~9割が背景に前夫から母親に対するDVがあると言われています。
無戸籍児が発生する一つの大きな理由は、母親の経済力では調停・裁判を起こせないからなのです。裁判のためには最低裁判所に3回は足を運ばねばなりません。弁護士の費用なども含めると数十万円、相手が非協力的で長引けばそれ以上かかることもあります。この負担に直面し、母親が裁判をあきらめ、子どもの無戸籍の状態が長引いてしまうケースも少なくありません。
法テラス等の公的支援制度はあるものの、戸籍のない者にとってはハードルが高く、利用するのは現実的に無理な状態です。私は、自らの体験から、無戸籍児問題を解決するひとつの策はこの経済的サポートにあると思っています。公的資金をで裁判のサポートを行うための「無戸籍児支援ファンド」を 今国会中に成立し、無戸籍の子どもを一人でも減らすための支援を積極的に行うよう、国や法務省に強く要望します。
5月22日に報道されたNHKのクロースアップ現代で32歳の無戸籍者が取り上げられたことが大きな原動力となり、現在法務省は無戸籍児についての実態調査が可能かを検討しています。今、私たちが声を上げれば、具体的な支援に繋がる可能性は充分存在します。
私は、41年間、日本に住みながらも、一度も「日本人」だというの証である戸籍を持たずに生きてこなければなりませんでした。私のような経験を、もう他の誰にもしてほしくありません。
「戸籍がないから」健康診断が受けられない、学校に通えない、将来は合法な仕事も、結婚もできない子どもたちが何千人と存在している社会ー こんな現状を、私たちはあと何年放置しておくのでしょうか。
署名は今国会中(6月22日ごろまで)に届ける予定です。無戸籍児たちの幸せのために、一歩でも前進できるよう支援ファンドの成立を目指しましょう。
皆様のご賛同とご協力に心から感謝いたします。
無戸籍者 41歳男性
大阪
―――引用終わりーーー
賛同した数日後、次のようなお知らせが来ました。
―――引用始めーーー
Change.orgでの呼びかけに賛同していただいた皆様に
[object Object]
無戸籍者 41歳男性
大阪市, 日本
2014年7月3日 — この度は「無戸籍児支援ファンド」の成立についての国への要望に対し、1万3千人を越す皆様にご賛同をいただきありがとうございます。
去る6月19日、成人当事者3名とそのパートナー他で法務省へ要望活動へ行き、無戸籍者の現状等を訴えて参りました。
実現までにはもう一歩も二歩もがんばらなければなりません。自らの戸籍を得る調停・裁判、そして多くの無戸籍児・者の救済についても引き続き努力を重ねて行くつもりです。
更なるご支援をよろしくお願いいたします。
(略)
41歳 男性
:民法772条による無戸籍児家族の会
特定非営利活動法人親子法改正研究会
:
参考リンク
民法772条による無戸籍児家族の会
http://ameblo.jp/family772/
NHKクロースアップ現代 「戸籍のない子どもたち」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3500.html
法務省「無戸籍」の実態調査可能か検討
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140528/k10014778071000.html
―――引用終わりーーー
先日、ネット新聞にも同じ問題が報じられましたので、ご紹介します。
―――引用始めーーー
無戸籍17年、誰も知らない 親に隠された子どもたち
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140708-00000021-asahi-soci
―――引用始めーーー
朝日新聞デジタル 7月8日(火)12時32分配信
無戸籍17年、誰も知らない 親に隠された子どもたち
父の字をまねながら、ひらがなの書き取りをする康子さん=兵庫県伊丹市、伊藤進之介撮影
生後、親に隠され戸籍がなく、学校に通えず、社会から存在を認知されないまま育った子どもたちが日本にいる。どこに、どれほどいるのか、誰も知らない。
【写真】自宅で過ごす康子さん=兵庫県伊丹市、伊藤進之介撮影
あ い う え お
鉛筆を握りしめ、小学生の国語ノートのマス目をうめていく。兵庫県伊丹市の康子さん(22)は、ほとんど字が書けない。住所と名前をひらがなで書くのが精いっぱいだ。
17歳まで戸籍がなく、父(75)のもとで社会から隔離されてきた。ぬいぐるみや洋服めあてのリサイクルショップの買い物、氷川きよし出演の歌番組と散歩を楽しみに一日を過ごす。
取材で込み入った話になると「わからない」を繰り返した。「将来、やりたいことはある?」の問いには「ない」。同席する父が口をはさんだ。「全て私の責任です。こんなに罪深いことはない」
康子さんは大阪・釜ケ崎で日雇い暮らしの父と、婚姻関係を持たない母(60)との間に生まれた。母は既婚者で、夫の暴力から逃げていたときに父と出会い康子さんを産んだが、出生届を出さなかった。出産後は父と同居したが子育てはせず、5年後に家を出た。
父は娘の存在を隠した。過去に窃盗や傷害の罪で5回服役していた。「前科者の娘とばれれば、学校に行ってもいじめられ、大人になっても結婚できないと思った」
学校に通っていれば小学生の年のころ、父は年金暮らしの異母兄を頼り、大阪市住吉区の古アパートに3人で暮らした。近所の人たちは康子さんの姿を認めていたが、気にとめなかった。
向かいのアパートの男性は「女の子は平日も通学かばんを持っていなかった。へんだと思った。でもあいさつしないし、遊びに来ている子だと思った」と言う。
日中は父子ふたり公園で過ごした。毎日同じ公園だと不審に思われると、各所を転々とした。自宅近くで同年代の女児の母親に「何組ですか?」と話しかけられたときは「もう転校するから学校に行ってません」とごまかした。
―――引用終わりーーー
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世の中には、色々な形で人権を踏みにじられている方が存在しているのですね。
生きにくい世の中です。
わたし達集団ストーカー・テクノロジー犯罪被害者もまた、辛い人生を生きています。
夢や希望を持って生きていたのに統合失調症と言われ、まじめに生きてきたのに犯罪者という事にでっちあげられ、経済的に追い詰められ、家族や友達との信頼関係もずたずたにされ、生きているだけで精一杯の毎日です。
自覚ある被害者以外の方にも読んでいただきたいために、あまりに悲惨な事は書かないようにしていますが、ある程度説明が進みましたら、実際にどんなことをされているのか書いていきたいと思います。
そして、この犯罪が、実は自覚ある被害者だけの問題ではないということも、お伝えできたら、と願っています。
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アタウアルパ・ユパンキさんの哀愁ある歌声をどうぞ。
Atahualpa Yupanqui - Tierra querida
https://www.youtube.com/watch?v=gSGJVapZjHE&list=RDHCOLNXB0cLW1k&index=7
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